※以下の記事は未確定のルールを含みます。正式な裁定やルールは今後の新情報をお待ち下さい

《アルティマヤ・ツィオルキン》死亡説?

前回の「追記」で少し触れた話題の続きです。

未だに「EXデッキから特殊召喚されるモンスターは正規の召喚法であろうとなかろうと関係なくEXモンスターゾーンに特殊召喚される」が真実なのかそうではないのかという問題に決着は着いていませんが、他の方のブログを拝見した限りでは、どうやらこの説は真実というのが濃厚のようです。

EXデッキからP召喚されるPモンスターの処遇や、公式サイトの書き方を見る限り、とりあえず現段階ではそのように解釈しておくことにしましょう。

もしこれが真実だとすると、マスタールール3までは手軽に強力な効果を使えていたにも関わらず、新マスタールールからは使い辛いカードになってしまうものも出てきます。

それは、《アルティマヤ・ツィオルキン》です。

まず、《アルティマヤ・ツィオルキン》はS召喚できず自身の効果でのみEXデッキから特殊召喚できますが、「EXデッキから特殊召喚されるモンスターは正規の召喚法であろうとなかろうと関係なくEXモンスターゾーンに特殊召喚される」のであれば、当然EXモンスターゾーンに特殊召喚されることになります。

また、《アルティマヤ・ツィオルキン》は毎ターンEXデッキからSモンスターを特殊召喚できる効果を持ちますが、これもまた「EXデッキから特殊召喚されるモンスターは正規の召喚法であろうとなかろうと関係なくEXモンスターゾーンに特殊召喚される」のであれば、EXモンスターゾーンに特殊召喚されることになるでしょう。

しかし、EXモンスターゾーンには既に《アルティマヤ・ツィオルキン》が存在しているので、その効果は発動することすらできません。

つまり、マスタールール3までの《アルティマヤ・ツィオルキン》は【聖刻】などのデッキで簡単に特殊召喚でき、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》などを大量生産できる優秀なモンスターだったにも関わらず、今後はリンクモンスターでEXモンスターゾーンを拡張することが前提のモンスターに成り果ててしまいました。

《アルティマヤ・ツィオルキン》以外のカードでは、《バハムート・シャーク》《連鎖召喚》などの「EXデッキからモンスターを特殊召喚する」効果を持つカードが同様の被害を受けています。

《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》大勝利?

一方で、「EXデッキから特殊召喚されるモンスターは正規の召喚法であろうとなかろうと関係なくEXモンスターゾーンに特殊召喚される」のであれば、大幅に強化が見込めるカードも存在しています。

それは、《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》です。

《アルティマヤ・ツィオルキン》とよく似た召喚条件を持つモンスターで、S召喚できず自身の効果でのみEXデッキから特殊召喚でき、お互いのフィールドに同じ数のトークンを特殊召喚するという効果を持ちます。

もし《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》がEXモンスターゾーンに特殊召喚される場合、お互いのメインモンスターゾーン5か所全てにトークンを特殊召喚できることになり、お互いに新たなモンスターを場に出すことができなくなってしまいます。

何の素材もなしにEXデッキから直接呼び出せるEXモンスターは存在しないはずですし、次のターンに表示形式変更カードや貫通効果付与カードでワンショットキルが見込めるので相手に時間の猶予すら与えません。

もちろん、トークンをアドバンス召喚のリリースにしたり、トークンをカードの効果で除去するなど、対策はいくらでも存在しますが、厄介なことに違いはありません(リンク召喚の素材にトークンを使用できるのであればこの状態は成り立ちませんが、ここでは使用できないと仮定して話を進めます)。

もし流行らなかったとしても、マスタールール3までの《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》は《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》がメインモンスターゾーン(旧モンスターゾーン)に存在していたことでトークンを4体ずつしか特殊召喚できず、空いたモンスターゾーン1か所にモンスターを召喚して除去されてしまう、といったことが少なくありませんでした。

このことから分かる通り、「EXデッキから特殊召喚されるモンスターは正規の召喚法であろうとなかろうと関係なくEXモンスターゾーンに特殊召喚される」のであれば、《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》は大幅に強化されたといえるのではないでしょうか?

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